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ArchivematicaのPreservation planningにおいて、Normalizationのルールを追加する

ArchivematicaのPreservation planningにおいて、Normalizationのルールを追加する

概要 ArchivematicaのPreservation planningにおいて、Normalizationのルールを追加する方法の備忘録です。 背景 拡張子が.jpgである画像をArchivematicaに投入した際、以下のようにFormatがJPEGのものに対してtifファイルを保存用に作成するルールを用意しているにもかかわらず、tifファイルが作成されないことがありました。 そこで、以下のような履歴の画面から、タスクの内容を確認しました。 結果は以下です。 具体的には以下のような記載になっており、該当するルールが存在しない、ということが記載されています。 File format: Image (Raster): Exchangeable Image File Format (Compressed): EXIF Compressed Image 2.2.1 (big-endian) (fmt/645) Not normalizing 11ecf05d-8fc6-4704-a6e9-4a26ef98f186.jpg - No rule or default rule found to normalize for preservation そこで、fmt/645に対するルールを追加します。 ルールの追加 「Create new rule」のリンクをクリックします。 そして、以下のように入力します。 今回は以下を「The related format」として指定します。 Image (Raster): Exchangeable Image File Format (Compressed): EXIF Compressed Image 2.2.1 (big-endian) (fmt/645) 結果、以下のようにルールが新規に追加され、以降、保存用のtifファイルが生成されるようになりました。 まとめ ArchivematicaのPreservation planningにおけるルール追加の一例を紹介しました。参考になりましたら幸いです。 ...

ピラミッドTIFFの作成において、ImageMagickがうまく動作しないケースがある?

ピラミッドTIFFの作成において、ImageMagickがうまく動作しないケースがある?

概要 IIIFの画像配信に向けたピラミッドTIFFの作成において、ImageMagickがうまく動作しないケースがあり、調査してみました。 参考 以下のようなページで、変換方法が説明されています。 https://samvera.github.io/serverless-iiif/docs/source-images#creating-tiled-tiffs Using the VIPS command line # For a 3-channel source image vips tiffsave source_image.tif output_image.tif --tile --pyramid --compression jpeg --tile-width 256 --tile-height 256 # For a source image with an alpha channel vips extract_band source_image.tif temp_image.v 0 --n 3 \ && vips tiffsave temp_image.v output_image.tif --tile --pyramid --compression jpeg --tile-width 256 --tile-height 256 \ && rm temp_image.v Using ImageMagick convert source_image.tif -alpha off \ -define tiff:tile-geometry=256x256 \ -define tiff:generate-pyramids=true \ -compress jpeg \ 'ptif:output_image.tif' 対象データ 以下の画像を使用させていただきます。 ...

serverless-iiifで対応可能な画像サイズに関する実験

serverless-iiifで対応可能な画像サイズに関する実験

概要 以下の記事で、AWSサーバーレスアプリケーションによるIIIF Image Serverの構築方法について説明しました。 今回は、サイズが比較的大きい画像を登録し、タイル画像の配信が可能かを確認します。 対象 今回は、『鉱山借区図』(東京大学駒場図書館所蔵)を対象とします。 https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/ichiko/document/4120a330-2f1c-4e2c-5d48-21aed4d42704 元画像は 300 MB弱のtif画像です。 pyramidal tiled tiffの作成 以下のサイトを参考に、VIPSとImageMagickの両方を試してみました。 https://github.com/samvera-labs/serverless-iiif#creating-tiled-tiffs Using VIPS vips tiffsave source_image.tif output_image.tif --tile --pyramid --compression jpeg --tile-width 256 --tile-height 256 Using ImageMagick convert source_image.tif -define tiff:tile-geometry=256x256 -compress jpeg 'ptif:output_image.tif' 結果、VIPSの場合は 35.6 MB、ImageMagickの場合は 107.4 MB になりました。 IIIF画像URL それぞれのIIIF画像URLは以下です。 VIPS https://iiif3.a-ldas.com/iiif/2/kakezu_v/info.json ImageMagick https://iiif3.a-ldas.com/iiif/2/kakezu/info.json Image Viewerでの表示 今回は、IIIF画像URLを読み込むことができるImage Annotator(神崎正英氏作成)を利用しました。 VIPS https://www.kanzaki.com/works/2016/pub/image-annotator?u=https%3A%2F%2Fiiif3.a-ldas.com%2Fiiif%2F2%2Fkakezu_v%2Finfo.json ImageMagick https://www.kanzaki.com/works/2016/pub/image-annotator?u=https%3A%2F%2Fiiif3.a-ldas.com%2Fiiif%2F2%2Fkakezu%2Finfo.json 結果 上記いずれの場合においても、(一部読み込みに時間がかかるケースがありますが、)無事に表示することができました。 本実験結果が参考になりましたら幸いです。