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Omeka入門 ― デジタル展示を公開する

デジタル資料を集めて見せるための、無料・オープンソースの公開プラットフォーム Omeka を、初学者向けに概念から解説する約20分の動画。アイテム・コレクション・メタデータ(Dublin Core)・展示(Exhibit)という基本の単位を押さえ、Omeka Classic と Omeka S の違い(複数サイト・Linked Open Data 寄り)まで概観する。

OmekaOmeka SDublin CoreDigital ExhibitMetadataDigital Humanities
⚠ この解説は、AIによる実験的な取り組みです(構成・図・音声合成を含む)。不正確な内容を含む可能性があります。ご利用の際はご注意ください。

掛け合い解説(ずんだもん×四国めたん)

別バージョン

ナレーション解説

章立て

  1. 1

    本編

    Omekaとは・アイテム(メディア+メタデータ)・コレクション・Dublin Core・展示(Exhibit)・ClassicとS・LOD寄り・始め方

    読み上げ原稿

    • 0:00デジタル展示を公開する

      皆さん、こんにちは。デジタル・ヒューマニティーズ入門、技術要素シリーズを担当します、なかむらさとるです。この回のテーマは、Omekaです。手元にある資料を、集めて、見せて、探せるようにする。そんな、デジタルの展示を、公開するための、土台となる、ソフトウェアです。プログラミングの予備知識は、なくても、大丈夫です。図を交えながら、ゆっくり、見ていきましょう。

      デジタル展示を公開する
    • 0:32この動画について

      はじめに、この動画について、簡単に、ご案内します。この動画は、クリエイティブ・コモンズ(CC)で、公開されている、オープンな教材を、参照しつつ、独自に、構成した、解説です。スライドと、図は、新規に作成し、ナレーションは、本人の声をもとにした、AIの、音声合成で、つくっています。あくまで、実験的な、取り組みですので、内容は、ご確認・ご注意のうえ、ご利用ください。もし、誤りに、気づかれたら、概要欄から、ご指摘いただけると、たすかります。出典と、ライセンスは、動画の最後と、概要欄に、まとめてあります。それでは、本編に、入りましょう。

      この動画について
    • 1:22この回のゴール

      まず、この回のゴールを、確認しておきましょう。目標は、大きく、四つです。一つめは、Omekaが、デジタル資料を、集めて、見せるための、公開プラットフォームだ、ということを、自分の言葉で、説明できること。二つめは、アイテム、メディア、コレクション、メタデータ、という、基本の単位を、説明できること。三つめは、展示、展示(Exhibit)で、アイテムを、物語として、見せる、という、考え方を、つかむこと。そして四つめは、Omeka Classicと、Omeka S、という、二つの系統の、違いの、見当がつくことです。

      この回のゴール
    • 2:10今日の流れ

      今日の流れです。はじめに、デジタル展示を、どう作るか、という、課題から、見ます。つぎに、Omekaとは、何か。それから、中身の単位として、アイテム、コレクション、メタデータ。そして、見せるための、展示。さらに、二つの、Omeka、クラシックと、エス。最後に、自分で始めるための、手がかりを、紹介します。

      今日の流れ
    • 2:43デジタル展示を、どう作る?

      それでは、はじめましょう。まずは、デジタルの展示を、どう作るのか。資料を、集めて、見せる、という、課題から、考えていきます。

      デジタル展示を、どう作る?
    • 2:57集めて・見せて・探せる形にしたい

      図を、見てください。手元には、写真や、文書、地図、音声といった、資料が、ばらばらに、あるとします。これを、ウェブ上で、誰もが、見られて、しかも、探せる形に、まとめたい。でも、実際に、やろうとすると、保存する場所を、用意し、一覧を作り、検索できるようにし、見栄えのする、ページも、組まなければなりません。一から、これを、ぜんぶ、自分で、作るのは、なかなか、手間が、かかります。

      集めて・見せて・探せる形にしたい
    • 3:34その「共通の土台」が Omeka

      そこで、登場するのが、その手間を、引き受けてくれる、共通の、土台です。世の中には、そうした、土台が、いくつも、ありますが、その、代表的な、一つが、Omekaです。Omekaを、使うと、プログラミングを、書かなくても、資料を、集めて、整理し、ウェブで、見せることが、できます。展示サイトを、ゼロから、作るのではなく、できあいの、土台を、借りる、というわけです。

      その「共通の土台」が Omeka
    • 4:07Omeka とは

      では、その、Omekaとは、どんな、ものなのか。もう少し、くわしく、見ていきましょう。

      Omeka とは
    • 4:15Omeka = 集めて・見せる土台

      図を、見てください。Omekaは、資料を、集めて、整理する、機能と、それを、見せて、公開する、機能を、ひとつに、まとめた、土台です。大きな、特徴は、二つ。まず、無料で、使える、オープンソースの、ソフトウェアだ、ということ。開発しているのは、デジタル・スカラー、という、団体で、ソースコードも、公開されています。そして、もう一つは、図書館や、文書館、博物館といった、いわゆる、グラムの、現場で、広く、使われている、ということです。Omekaは、ウェブの、サーバの、上で、動き、ふだんの、管理は、ブラウザの、管理画面から、行います。特別な、ソフトを、入れなくても、ウェブの、画面だけで、資料を、登録し、公開できる、というのは、大きな、利点です。

      Omeka = 集めて・見せる土台
    • 5:16ここまで

      ここで、いったん、整理します。資料を、集めて、見せて、探せる形に、するのは、本来、手間の、かかる、仕事でした。その作業を、引き受けてくれる、共通の、土台が、Omeka。無料の、オープンソースで、コードを、書かずに、公開サイトを、作れる。ここまでが、出発点です。では、その、中身は、どんな、単位で、できているのでしょう。つぎに、見ていきます。

      ここまで
    • 5:53中身の単位 ― アイテム

      ここからは、Omekaの、中身の、いちばん、基本となる、単位、アイテムの、話に、入ります。

      中身の単位 ― アイテム
    • 6:00アイテム = メディア + メタデータ

      図を、見てください。Omekaでは、資料、一点を、アイテム、と呼びます。たとえば、一枚の、古写真。一つの、アイテムは、二つの、部分から、できています。一つは、メディア。これは、その資料の、実体、たとえば、画像や、ピーディーエフ、音声などの、ファイルです。もう一つは、メタデータ。これは、その資料が、何なのかを、説明する、情報です。図の右のように、タイトルは、本町通りの風景、作成者は、誰々、日付は、いつごろ、というふうに、書いていきます。なお、一つの、アイテムに、複数の、メディアを、まとめて、つける、こともできます。たとえば、一冊の、冊子の、表紙と、なかの、各ページを、まとめて、一つの、アイテムとして、扱う、といった、使い方です。資料の、実体と、その、説明書きを、ひとつに、束ねたもの。それが、アイテムだ、と、覚えておいてください。

      アイテム = メディア + メタデータ
    • 7:30コレクション = アイテムのまとまり

      アイテムが、たくさん、たまってきたら、どうするか。図のように、関係の、深い、アイテムを、ひとまとまりに、する、しくみが、あります。これを、コレクション、と呼びます。たとえば、商店街の、写真だけを、集めた、コレクション。テーマごとに、まとめておくと、あとから、たどりやすく、なります。なお、この、まとまりは、あとで、出てくる、Omeka S、では、Item Set、という、名前で、呼ばれています。

      コレクション = アイテムのまとまり
    • 8:11メタデータ = 資料の「説明書き」

      ここで、メタデータについて、もう少し、ふれておきます。メタデータは、いわば、資料の、説明書きです。タイトル、作成者、日付、主題、といった、項目ごとに、その資料を、説明します。これを、きちんと、つけておくと、一覧を、出したり、検索したり、条件で、絞り込んだり、ということが、できるように、なります。逆に、書き方が、人によって、ばらばらだと、せっかく、集めても、うまく、探せません。そこで、みんなで、同じ枠を、使おう、という、発想が、出てきます。

      メタデータ = 資料の「説明書き」
    • 9:01Dublin Core = 共通のメタデータ語彙

      図を、見てください。その、共通の枠として、広く、使われているのが、Dublin Core、という、メタデータの、語彙です。タイトル、作成者、日付、主題、種別、といった、項目が、あらかじめ、決められています。Omekaは、この、Dublin Coreを、標準で、採用しています。みんなが、同じ枠で、書いておけば、データが、揃い、別の、コレクションや、別の、機関の、データとも、見比べやすく、探しやすく、なるのです。

      Dublin Core = 共通のメタデータ語彙
    • 9:45ここまで

      ここまでを、整理します。アイテムは、資料、一点で、実体である、メディアと、説明である、メタデータを、持つ。アイテムの、まとまりが、コレクション、エスでは、Item Set。そして、メタデータは、Dublin Core、という、共通の枠で、書くと、揃って、探せる。これで、集めて、整理する、道具が、そろいました。つぎは、いよいよ、見せる、番です。

      ここまで
    • 10:26見せる ― 展示(Exhibit)

      ここからは、集めた、アイテムを、どうやって、見せるか。展示、展示(Exhibit)の、話に、入ります。

      見せる ― 展示(Exhibit)
    • 10:37展示 = アイテムを並べたページ

      図を、見てください。展示、展示(Exhibit)とは、集めた、アイテムに、文章を、そえて、一つの、テーマに、そって、見せる、ページの、ことです。たとえば、失われた、町並み、という、テーマで、関連する、古写真を、並べ、解説の、文章を、つける。ただ、資料を、一覧する、だけでなく、見る人に、文脈を、伝えながら、物語のように、見せていく。これが、展示、という、考え方です。

      展示 = アイテムを並べたページ
    • 11:20ブロックを置いて組み立てる

      では、その、展示ページは、どうやって、作るのでしょう。展示の、ページは、部品を、積み重ねて、組み立てます。この、部品を、ブロック、と呼びます。見出しの、ブロック、文章の、ブロック、画像の、ブロック、といったものを、上から、順に、並べていく。そして、それぞれの、ブロックから、すでに、登録してある、アイテムを、呼び出して、配置します。これらは、すべて、画面の、操作だけで、でき、コードを、書く、必要は、ありません。同じ、アイテムを、別の、展示で、使いまわす、こともできます。資料と、見せ方を、分けて、持てる、というわけです。

      ブロックを置いて組み立てる
    • 12:19二つの Omeka ― Classic と S

      さて、ここまで、Omeka、と、ひとことで、言ってきましたが、じつは、用途に応じた、二つの、系統が、あります。Omeka Classicと、Omeka Sです。その、違いを、見ていきましょう。

      二つの Omeka ― Classic と S
    • 12:38Omeka Classic ― 個人・教育向け

      まず、Omeka Classic。これは、最初から、広く、使われてきた、定番の、系統です。一つの、サイトを、手軽に、立ち上げるのに、向いています。機能は、プラグイン、という、追加部品で、足していきます。展示づくりも、そうした、追加機能で、行います。さらに、Omeka.net、という、サービスを、使えば、自分で、サーバを、用意しなくても、登録するだけで、試すことが、できます。授業や、小さな、プロジェクト、個人の、公開などの、入り口として、向いています。

      Omeka Classic ― 個人・教育向け
    • 13:26Omeka S ― 複数サイトを束ねる

      つぎに、Omeka S。図を、見てください。クラシックが、基本的に、一つの、サイトを、作るのに対して、エスは、ひとつの、資源プール、つまり、資料の、共通の、貯蔵庫から、複数の、サイトを、作ることが、できます。同じ、資料を、いろいろな、サイトで、共有しながら、見せ方を、変えられる、というわけです。たくさんの、サイトを、まとめて、運用したい、機関での、利用に、向いた、設計に、なっています。なお、クラシックが、プラグイン、という、追加部品で、機能を、足したように、エスでは、モジュール、という、追加部品で、地図の、表示や、データの、取り込みといった、機能を、足していきます。呼び名は、ちがいますが、必要な、機能を、後から、足していく、という、考え方は、共通です。

      Omeka S ― 複数サイトを束ねる
    • 14:30Omeka S は Linked Open Data 寄り

      もう一つ、Omeka Sの、大事な、特徴が、あります。それは、Linked Open Data、寄りに、設計されている、ということです。図のように、エスでは、資料を、共通の、語彙の、プロパティを、使って、記述します。そして、自分の、資料を、外部の、データ、たとえば、Wikidataの、同じ、ものへ、リンクで、つなぐことが、できます。これは、前回の、回で、お話しした、RDFや、LODの、考え方を、展示の、土台に、取り込んだもの、と、いえます。

      Omeka S は Linked Open Data 寄り
    • 15:13どちらを選ぶ?(目安)

      では、クラシックと、エス、どちらを、選べば、よいのでしょう。これは、優劣の、問題、というよりは、用途で、選ぶのが、よさそうです。まず、一つの、サイトを、手早く、授業や、個人で、作りたいなら、クラシックが、入りやすい。複数の、サイトを、束ねたり、外部の、データと、つなぎたいなら、エスが、向いています。迷ったら、まずは、小さく、試してみてから、決めるのでも、十分です。なお、機能の、細かい、ところは、版や、追加部品で、変わりますので、最新の、情報は、公式の、ドキュメントで、確かめてください。

      どちらを選ぶ?(目安)
    • 16:00ここまで

      ここまでを、整理します。展示、展示(Exhibit)は、アイテムに、文章を、そえて、ブロックで、組み立てる、ページでした。そして、二つの、Omeka。クラシックは、一つの、サイトを、手軽に。エスは、資源プールから、複数の、サイトを、作れて、Linked Open Data、寄り。道具立ては、ここまでです。最後に、使うときの、心構えと、始め方を、お話しします。

      ここまで
    • 16:34考えてみよう

      ここで、少し、立ち止まって、考えてみましょう。もし、あなたが、自分の、手元の、資料を、展示する、としたら、どうでしょうか。どんな、アイテムを、集めますか。写真でしょうか、文書でしょうか。そして、どんな、メタデータを、つけますか。何で、探せると、うれしいでしょうか。よろしければ、ここで一度、動画を、止めて、思い浮かべて、みてください。

      考えてみよう
    • 17:08並べ方にも「解釈」が入る

      さて、Omekaは、たいへん、便利な、道具ですが、その、使い方には、判断が、ともないます。どの、資料を、選び、どんな、メタデータを、つけるか。どんな、順序や、文脈で、並べて、見せるか。じつは、その、選択が、見る人の、理解の、仕方を、形づくります。これは、テキストに、タグを、つける、ことや、データを、線で、つなぐ、ことと、同じく、すぐれて、人文学的な、解釈を、ともなう、仕事なのです。道具の、向こうに、いつも、その、まなざしが、ある、ということを、心に、留めておきたい、ところです。

      並べ方にも「解釈」が入る
    • 17:54始め方

      では、自分でも、始めてみたい、と思ったら、どうすれば、よいでしょう。図のように、入り口は、いくつか、あります。まず、手軽に、触れてみるなら、Omeka.netで、アカウントを、登録して、試すのが、よい、入り口です。自分で、しっかり、運用したいなら、オープンソースを、自分の、サーバに、導入する、という、道も、あります。そして、体系的に、学ぶなら、Programming Historian、という、サイトに、Omekaの、入門レッスンが、あります。より、くわしい、ことは、公式の、ドキュメントを、参照してください。

      始め方
    • 18:40まとめ

      今日の、まとめです。Omekaは、資料を、集めて、見せる、無料の、オープンソースの、公開プラットフォーム、でした。その、中身は、アイテム、これは、メディアと、メタデータを、持ちます、そして、コレクション。メタデータは、Dublin Coreという、共通の枠で、書く。さらに、展示、展示(Exhibit)で、アイテムを、物語として、見せる。そして、二つの、系統。クラシックは、個人や、教育向け、エスは、複数サイトと、Linked Open Data、寄り、でした。テキストに、タグを、つける、TEI、データを、線で、つなぐ、RDF、その先で、資料を、集めて、見せるのが、Omeka。どれも、地続きの、営みです。

      まとめ
    • 19:42出典・ライセンス

      この動画は、海外で、オープンライセンスのもとに、公開されている、教材を、参照して、作成しました。主なものは、Programming Historianの、アップ・アンド・ランニング・ウィズ・Omeka.net、そして、クリエイティング・アン・Omeka・展示(Exhibit)、という、二つの、レッスンです。いずれも、クリエイティブ・コモンズ(CC)の、表示ライセンスで、公開されています。また、Omeka公式の、ウェブサイトを、事実確認に、使いました。スライドと、図は、これらを、参考にしたうえで、あらためて、作成したものです。

      出典・ライセンス
    • 20:23ご清聴ありがとうございました

      以上で、Omekaの、入門を、終わります。手元の、資料を、集めて、見せて、つないでいく。その、第一歩を、つかんで、いただけたなら、と思います。ご清聴、ありがとうございました。

      ご清聴ありがとうございました